コスモスペースで取り扱う鉱物のすべて<ジルコン>

閃長岩などの火成岩や一部の変成岩中に生成します。ジルコンを含む岩石が、風化、浸食、堆積されて形成された消屑質堆積岩中に産することもあります。 正方晶系の四角錘状や短柱状の結晶をつくる他に、放射構造の繊維状の集合体や粒状、礫状のものもあります。色は、短黄色や橙色、白色、青色のものなどがあり、他にも無色のものは屈折率が高く、光沢も同様のダイヤモンド「金剛石」のイミテーションとして用いられたこともありました。また、白色青色のものの多くは、褐色石の熱処理によるものだそうです。透明から不透明で、ガラス光沢、金剛光沢、油脂光沢をもち、劈開はなく、断口は不平坦状ないし貝殻状を示します。 名称ですが、和名は、この鉱物を古代ギリシャ人がヒヤシンスと呼んでいたのでその当て字に、英名はペルシャ語金色の意味のzargunか、アラビア語で朱の意味のzarguinい由来します。 スリランカでは2000年以上前から産出していた鉱物とされ、古代ギリシャではヒュアキントスと呼んで珍重したようです。それは、この石の光輝の強さからギリシャ神アポロンを連想し、よって、ギリシャ神話でそのアポロンに愛された美少年の名前にちなんだと言われ、マルボドゥスの「宝石」についてでは「悲しみを取り除き、いわれのない嫌疑を晴らす」と記述されています。精神を癒し、静かで平和な方向へと導き、持つ人やその周りの人々にも、自分ん中にある美しさや柔らかさについて気付かせる力があると言われています。 古くは体内の毒を排除する力があり、骨折の治療や出産時の苦痛…

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コスモスペースで取り扱う鉱物のすべて<シリマナイト>

ファイロブロライトともいう珪酸塩鉱物の一つで、アンダリュサイト「紅柱石」とカヤナイト「藍晶石」とは同質異像です。 変成岩中あるいはある種火成岩中に、アルマンディン「鉄ばん柘榴石」やルビー「紅玉」などを伴って産出します。 斜方晶系に属する柱状、針状結晶が平行に集合して、繊維状になることが多く、塊状の晶癖をもつものもあります。(通常の結晶に対してはファイロブロライトの名称が適用されます) 色は、無色や白色、灰色、帯黄色、帯褐色、帯緑色、帯青色、青色、青紫色などのものがあり、条痕は無色を示します。透明から半透明でガラス光沢ないし絹糸光沢をもり、劈開は一方向に完全で、断口は不平坦状となります。名称は、エール大学のB.Silimanの名前にちなんで命名されました。 成長、清浄、光輝を洗わす鉱物とされています。哀しみの感情を和らげ、身に迫った危険を予知してこれを回避するよう導く力があると言われています。直感力、洞察力を高めて勇気を行動力を養い、体中に活力を行きわたらせる力を授けるとされています。 筋肉を強化する力があるとされ、他には甲状腺の働きを正常に保つ効果があると言われています。

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