コスモスペースで取り扱う鉱物のすべて<スピネル>

MgとAlの酸化鉱物で、蛇紋岩やあ片麻岩、大理石などの変成岩や塩基性火成岩の中に生成します。等軸晶系に属する八面体結晶や三角板状の双晶(スピネル式)をつくり、他には塊状や粒状、緻密な晶癖をもつものもあります。色は本来のものは無色ですが、含有する鉄、クロム、亜鉛、マンガンなどの作用によって、赤、青、緑、黄、褐、黒など様々な色を表すものがあります。条痕は白色。このうち宝石に用いられるものは、鉄やクロムを含んだ紅色透明のものと半透明のものがあり、ガラス光沢をもち、劈開はなく、断口は貝殻状から不平坦状を示します。スピネル型の結晶で、R"O・R"2O3の構造をもつ塁質同像の鉱物を、スピネル・グループと呼んでいます。名称は、尖った形の結晶にちなんで、ラテン語でとげの意味にspinaに由来します。 古来からよく見られた鉱物ですが、18世紀にその呼び名が決まるまでは、ルビーだとされていました。インドには、ルビーにもカースト制を引用して珍重していましたが、その一番目を除いた三階級は、スピネルだったと言われています。様々な方面で新しいエネルギーを生み出し、常に新鮮さを保って明晰な思考でいられるよう導く力があるとされています。努力、発展、向上を説き、目標に向かって前進を試みようという意欲を湧き立たせてくれるそうです。 古くは風邪や肝臓病の治療に用いられたとされ、また、体内を活性化して免疫力を高める働きもあると言われています。

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コスモスペースで取り扱う鉱物のすべて<スタウロライト>

広域変質作用によって生じた変成岩や、稀に変色変成岩中に、マスコバイト「白雲母」やアルマンディン「鉄ばん柘榴石」、カヤナイト「藍晶石」などを伴って産出します。単斜晶系(疑斜方晶系)の柱状結晶が90°または60°の角度で交わった透入双晶で見られることが多く、それが十字の形になるところから名称っも「十字石」となりました。色は、暗赤褐色や褐黒色、黄褐色のものなどがあり、条痕は無色から灰色を示します。 透明ないし不透明で、樹脂光沢に近いややガラス光沢をもち、劈開は一方向に明瞭で、断口は不平坦状からやや貝殻状となります。名称はギリシャ語で十字の意味のstaurosに由来します。 この鉱物が示す「十字形」から、キリスト教国でよく珍重され、中世の十字軍兵士のお守り石4となったり、洗礼式に用いられたりしてきたようです。また、この鉱物の産地のアメリカ・バージニア州パトリックでは、この石は、キリストの死を知った妖精たちの涙が結晶化したものという伝説があります。強い保護力があり、危険なものから身を守る働きがあると言われています。 いつでも冷静を保つよう導く力があるそうです。 古くは、マラリアの治療に用いられたとされ、他には呼吸器の病気の治療にも使用されたと言われています。

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